心のサポート

何気ない会話が特効薬!産後ママが喜ぶ“おしゃべり”サポート

kaka

こんにちは、かかです。

双子の妹(まま)の育児サポートを通して、気ままなおひとり様生活では気づけなかった“新しい世界”を日々発見中です。

  • 「子育て中の家族を助けたいけど、何をしてあげたらいいのかわからない」
  • 「産後のナーバスな時期に、無神経なことを口走って傷つけてしまったらどうしよう」
  • 「距離感を間違えて、かえって迷惑になるんじゃないか心配」

そんな風に、助けたい気持ちはあるのに言葉や行動に迷っていませんか?

でも、だからといって関わるのをためらい続けてしまうと、産後ママが抱える“静かな孤独”に気付けなくなることもあります。

赤ちゃんとの生活は、反応の少ない存在と向き合う時間が長いです。

言葉が通じない相手とのやりとりは、想像以上に孤独との戦いなんだと、私はままとのやり取りで気付かされました。

そこで今回は、「何を話せばいいのか分からない」と迷っている方に向けて、“ただのおしゃべり”が支えになることもあるという体験談をお届けします。

今回のテーマはずばり!!

雑談がサポートになる!産後の心に寄り添おう

私自身、子どもを持たない立場として、産後のままとの会話にどう踏み込んでいいか悩んでいました。

でも、ある時正直にモヤモヤをぶつけてみたら、気持ちが軽くなり、今まで通り気を使いすぎず支え合う関係が続けられました。

その体験を、同じく産後ママとの関わり方に悩んでいる方に向けて、お届けしたいです。

気を使いすぎて行動できない優しいあなたに、そっと届きますように

育児の話ができない私のモヤモヤ

今でこそ、育児全力応援サポーターをしている私ですが、産後のままとの関わり方に悩んだ時期がありました。

何かしてあげたいと思う気持ちは強くても、育児未経験の私には育児の専門的なことや赤ちゃんの様子については、正直分からないことだらけ…

ままから育児に関する話題が出た時は、「そうなんだ」「大変だね」「頑張れ」と声掛けはできても、何か実りある返しをすることができませんでした。

聞くだけ状態の自分に、もどかしさを感じる一方で、こんな風にも感じてしまいました。

かか
かか

育児経験がない私が意見しても薄っぺらく感じるし、何を言ってもズレてしまう気がする…

だからこそ、ままとの会話では自然と育児に関する話題の反応は薄くなって、自分から話題にすることも避けていた時期がありました。

私から話題にしていたのは

世間話…
昔の思い出話…
SNSで見つけたお店に行った話…
ちょっとした愚痴…

と他愛もない話ばかり。

ままは笑って会話に付き合ってくれていましたが私は迷いを、ずっと感じていました。

かか
かか

育児中の忙しいままと
呑気にこんな会話ばかりしていいのかな?

「大人とちゃんと話せて嬉しい」——ままの一言で変わった視点

モヤモヤが拭いきれなかった私はある日、ままに聞いてみることにしました。

すると、ままからは意外な言葉が返ってきました。

かか
かか

毎回他愛もない話ばかりに付き合ってもらってるけど、それなら休憩とかした方がいいじゃないの?

まま
まま

いや、むしろこの時間がめっちゃ大切!
育児ってずっと赤ちゃんと一緒だから、大人とちゃんと会話できるだけでホッとする。
ほんと助かってるよ〜

ままの言葉を聞いたとき、目からウロコが落ちた気がしました。

かか
かか

え?雑談が嬉しいの?

すぐに理解ができなくて、私はままに聞いてしまいました。

なぜ、”雑談時間が大切な時間”なのか、ままがしっかり教えてくれましたので、次はそちらをご紹介します。

雑談が産後ママの支えになる理由

なぜ雑談時間が大切な時間なのか?

端的に言うと、子育て中に感じる”虚無感”と”孤独感”を和らげるからでした。

具体的にどういうことかご説明します。

かか
かか

「育児に関する話題は聞くだけになってしまう」
「他愛もない話しかできていない」
と負い目を感じていたけれど、その“雑談”こそが、ままのリフレッシュや安心につながっていたなんて、びっくりだったよ!

ちゃんと会話ができるだけで気持ちが軽くなる

赤ちゃんは可愛いけれど、リアクションは薄く、言葉は通じません。

そのため、“自分だけが一方的に話しかけている”ような感覚が続きます。

想像してみてください。

話しかけても返答がない会話が、
何日も…
何週間も…
何ヶ月も続くんです。

もちろん、ぱぱもいましたが仕事のある平日は帰りが遅く、お互い疲弊していて、ほとんど会話できていないと言っていました。

休日ですら、2人ともダウンしないように、どちらかがおいちゃん(甥っ子)の近くにいて、どちらかは休息していたので大人との会話も少しだけ…

気付けば一日中、誰とも”ちゃんとした会話”をしていない…なんて日もあったようです。

そんな中で、私との”テンポのある会話”には、言葉では表せない癒しや安心感を得られるとのことでした。

まま
まま

返答が返ってこないのは分かっていても、話しかけることで赤ちゃんは口の形を学習していくと聞いて、積極的に話しかけるようにしていたんだよね。
けど、正直「1人で何してるんだろう」って虚しく思えてくる時があって…

かか
かか

じゃあ、他愛もない雑談でも、”会話のラリーがある”というだけで、救われていたってこと?

まま
まま

うん!
あと、おいちゃんとは「ぶーぶー」「わんわん」など、赤ちゃん語ばかりになっちゃうから、大人との会話で普通に話せることが嬉しかった!

トレンド情報から社会との繋がりを実感できる

また、産後はTVやSNSに触れる時間が少なくなって、新しい情報が入ってきづらいため、世の中から取り残されていく感覚に襲われるそうです。

特に産後すぐの時期は、外出もしづらく、物理的にも社会との距離ができてしまいがちです。

そんな中で、SNSやニュースの話題が多い私との雑談が社会との繋がりを感じることができるツールだったとのことでした。

まま
まま

子育て中はどうしても閉鎖的な環境になっちゃって、ニュースや流行にうとくなって、世間と距離ができている気がするんだよね…
安倍首相の銃撃事件もかかに言われて知ったもん。

かか
かか

私がなんとなく雑談で話題にしていた、最近のニュースやSNSで見つけたお店の情報が助かってたってこと?

まま
まま

うん!
トレンドに触れることができて”社会とちゃんと繋がっている”という安心感を得られるんだよ

さりげない会話の中で、“頑張り”を気付いてくれる人がいる

そして、私が気にしていた育児の話に相槌しか打てないことも、”聞くだけ”で良いことが分かりました。

まま
まま

自分の頑張りや悩みを誰かが知っていると思えることが大切で、「何か解決策やアドバイスがほしい」と思ってないから育児の話も気軽に聞いて

かか
かか

私への気休めかな?

と正直疑ったものの、理由を聞いてみたら納得しました。

平日1人でおいちゃんのお世話をする ままの頑張りを見てくれているのは、赤ちゃんのおいちゃんだけです。

でも、おいちゃんがその頑張るままの姿を覚えている なんてことはありません。

まま
まま

報われたいから育児を頑張るわけじゃないけれど、誰にも知られない環境で頑張り続けるのは、モチベーション維持が難しい

かか
かか

聞くだけになっちゃってても、ままの頑張る勇気になるってこと?

まま
まま

うん!
一番の理解者であるかかに、自分の頑張りを知ってもらえているのは大きな励みになっているよ

ここまで聞いて、ままにとって私との会話に、育児中の虚無感と孤独感を和らげる効果があったのだと納得できました。

気を使いすぎない関わりが、長く続く関係に

ままと本音トークをして以来、私は育児の話が出ても気負いしなくなりました。

そうすると、”育児”に対する拒絶反応が薄れていって

「分からないなら、教えてもらってできるようになろう」

という気持ちが芽生えました。

そして、どんどん私は積極的になり、”一緒に覚えるスタイル”で育児応援サポートをするようになっていったのです。

”一緒に覚えるスタイル”でサポートしようと思った話が気になった方はこちら▼

あわせて読みたい
【大人になっても仲良し双子】”一緒に”育児を覚えようと思った話
【大人になっても仲良し双子】”一緒に”育児を覚えようと思った話

今ではむしろ

  • 育児経験がないからこそ「一緒に覚えよう」というスタンスでできる
  • おひとり様だからこそ自由な時間とお金があって行動しやすい

と自分のことをプラスに捉えることができています。

かか
かか

そして、育児に関わることで、おひとり様生活では気付けなかった発見やできなかった体験ができて充実感に満ち溢れているよ!

私は、早い段階でモヤモヤした気持ちをままに伝えました。

でもそれをしなかったら

「育児の話についていけなくて、ごめん」
「とりとめのない話ばかりで、なんだか悪いな」

という勝手な気持ちから、ままと距離が出来てしまっていたかもしれません…

そう思うと気を使いすぎてしまうことは、もったいないように感じています。

まずは、あなたも気を使いすぎずに「会話を楽しもう」の気持ちだけを持って、雑談から始めてみませんか?

注意点

長話自分語りばかりの雑談はストレスになり得るから注意してください。
不安な人は「まずは話を聞こう」のスタイルから雑談を楽しんでみてほしいです。

まとめ:雑談は、誰にでもできる育児サポート

以上、雑談がサポートになる!産後の心に寄り添おうのご紹介でした。

育児に詳しくなくても、何か特別なスキルがなくても、“ただの雑談”が心のサポートになることがあります。

何を話そうか迷って、何もできずに距離ができてしまうくらいなら、まずはいつも通りの話題から、ふわっと声をかけてみてください!

不安になったら私のようにモヤモヤをぶつけてみれば、意外な返答が返ってくるかもしれません。

なんてことのないおしゃべりが、あなたの大切な人の元気のもとになるかもしれませんよ♪

少しでも皆様の参考になれば嬉しいです(^^)

記事URLをコピーしました