イヤイヤマンへの救世主は画面の向こうからやってきた!TV電話でできる育児サポート

こんにちは、かかです。
双子の妹(まま)の育児サポートを通して、気ままなおひとり様生活では気づけなかった“新しい世界”を日々発見中です。
- 「子育て中の家族を助けたいけど、何をしたらいいかわからない」
- 「離れて暮らしている自分にはサポートしてあげられない」
- 「育児の知識も経験もない自分に、できることなんてあるのかな…」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
助けたい気持ちはあるのに、結局接するのは、お正月とお盆だけ…
そんな“親戚ポジション”はもったいないと思います。
実は、遠くに離れて暮らしているから”こそ”できる、育児の知識を必要としないサポートがあったんです。
今回は、育児未経験のおひとり様でもできた、パパママの救世主になれる遠隔サポート方法をご紹介します。
テーマはずばり!!!
子どもと会話する機会が増えることで、”親戚ポジション”から昇格して、お盆やお正月に会った時も より子どもが懐いてくれて楽しい時間も過ごせると思いますよ。
ところで、皆さんは最近TV電話はされましたか?
私は年齢が上がるにつれて、友達とのやり取りも減り、電話すること自体減ってきました。
しかし…甥っ子(おいちゃん)が生まれてからはTV電話が大活躍してくれています。
私がおいちゃんとTV電話をする際、気をつけているポイントも合わせてご紹介しますね。
イヤイヤマンに翻弄される朝…救世主は携帯画面越しに!?
おいちゃんが2歳を過ぎたころからやってきた、お着替えいやいや期。
- まだおもちゃで遊んでいたい!
- ここから動きたくない!
- とにかくお着替えしたくない!
主張はバラエティに富んでいます(笑)
そんなお着替えイヤイヤマンと格闘する ままのHPは朝からがっつり削られます。
現場は本当に修羅場(笑)

出社時間のリミットもあるから、焦りながらあの手この手でお着替えさせようとするけど、ダメな時は本当にダメなんだよね…
そんなときは、TV電話を使うのが効果的だったんです。
TV電話で怪獣化していたおいちゃんがケロッと気持ちをきりかえてくれた話をします。
お着替えまでが順調に終わり今日は余裕をもって保育園に行けるとままが安堵したのは束の間…
お着替えイヤイヤマン出現!

お着替えいやぁぁあ!
おもちゃで遊ぶのぉぉお!
ままもいろいろ試すも、効果なしで時間だけが刻々と経過…

ダメだ…今日会社遅刻かも…
そうだ!かかとTV電話して、話している間に着替えさせよう!
「出てくれ!」とすがる思いでかかに電話をかける まま。
携帯から聞こえるコール音を聞きつけて、そわそわして近づいてくる おいちゃん。

もしも〜し!
(ままの悲痛な顔とおいちゃんの姿で状況を察っする)
おはよう〜
あれ?おいちゃんまだパジャマだね〜

おはよう〜
そうなの。おいちゃん、今は遊びたいんだって〜
画面に映るままの手には見覚えのある おいちゃんお気に入りの消防車のTシャツが…

そっかあ〜何で遊んでるの?

くるま〜!消防車(一番お気に入りのおもちゃ)!!

かかにも見せてほしいな〜

これだよ〜(おもちゃを見せてくれる)
はしごがね〜ビューンって伸びるの〜それでね〜
…(ひとしきり解説)

消防車かっこいいね!
そういえば、消防車のTシャツあったよね!!?
今度はそれ見せてほしいな〜
ままがTシャツを差し出す。

めっちゃかっこいい!いいな〜
着てるところも見たいな〜

いいよ!着てあげる(ドヤ顔)

えぇ!?かかのためにお着替えしてくれるの?
すっごく嬉しいな〜(オーバーリアクションで)
ここで、ままがチャンスとばかりに手早くお着替えスタート!
お着替え中も朝食の話題など、ずっと会話を続けるかかとおいちゃん。
そして、着替え終わったおいちゃんは決めポーズでTシャツを見せてくれる。

やっぱりかっこいいよ!
かっこいいから保育園の先生にも早く見せてあげたら?

うん!見せてあげる!
ばいばーい(最後はあっさり)

ばいばーい、いってらっしゃーい
そしてTV電話の電源を切る前にままが画面越しにサイレントでのありがとうポーズ(笑)
その後…保育園に預けて無事電車に乗ったであろう時間に

さっきは本当に助かった。
今日はダメかと思ったけどなんとか電車に間に合った。感謝!
とLINEが♪
この日のTV電話の所要時間は10分ほど。
私は私で朝からおいちゃんと会話できて、ほっこり気分に…♡
ままからも感謝されてこの日は気分良く会社に向かいました。
これがとある朝の出来事でした。
それ以降、いつままから電話がかかってきてもお助けできるように余裕を持って起床しています。
電話がない日は出社前にまったり自由時間が過ごせて良い朝活にもなっています。
なぜTV電話が“効く”のか?
さて、なぜ怪獣化していたイヤイヤマンがお着替えしてくれたのでしょうか?
私なりの考えを次にご紹介しますね。
興味の矛先を変えやすい
イヤイヤマンへの対応で大切なのは、きっかけ作り!
先ほどのTV電話のやりとりでも、保育園へと興味が移って最後はあっさり ばいばいされたように子どもの興味は移り変わりやすいです。
変化を起こすことで今やりたいことより興味あるものが出てこれば良いのです。
イヤイヤ期の幼い子どもは携帯を持っていませんが、普段パパママが使っているのを見ていて気になっています。
TV電話は気になっている携帯が使えるから、おもちゃよりも興味が引ける確率が高いです。

レアなおもちゃで遊べる!そんな感覚に近いのかな
画面に集中してくれる
会話が始まってしまえば画面に集中して、暴れないのでお着替えをさせる側は楽になります。
「それなら、TV電話に頼らなくてもYoutubeなどの録画した動画を見せればいいじゃない」
と思われる方もいるでしょう。
確かに一理ありますが、動画は諸刃の剣なんです。
安易に動画に頼ってしまうと今度は「もっと続きが見たい」と違う方向へ派生してしまうことが…
これは保育園に行く前の時間がない朝のお着替えタイムにはリスキーです。

動画が諸刃の剣に対して、TV電話は次の点で優秀だよ。
会話のキャッチボールで気持ちに寄り添える
これがTV電話の最も優れている点です!
子どもの反応を見ながら会話のキャッチボールをすることで、たとえTV電話が始まったときは気分が乗らなくても、どんどんその気になってもらうことができます。
Youtubeなどの録画した動画では、なし得ないことです。
先ほどのTV電話でのやりとりでは、最初からTV電話に参加してくれたおいちゃんですが、なかなか参加してこない日もあります。
そんな時こそ、反応を見ながら会話を選んで気持ちをどんどん乗せてあげましょう。
次は私がおいちゃんとの会話で実践している会話テクをご紹介します。

子どもとの会話に自信がない方も、次のポイントをおさえて ぜひトライしてみてほしいな!
かか流!TV電話での会話テク3選
ただ映るだけでもイヤイヤマンに効果はありますが、少しもったいないです。
「話し上手」になるためのポイントを3つにまとめてみました。
幼い子どもと会話が続くと、単純に嬉しいですし、どんどん楽しくなりますよ。
① まずは子どもが話しやすい内容をふる
まずは会話に参加してもらうことが最優先です。
答えやすい質問を投げかけて自分のことを語ってもらいます。
- 「今日何食べたの?」
- 「何のおもちゃで遊んでいるの?」
- 「何色が好き?」
そして、答えてくれたらできるだけ大きなリアクションをしてどんどん会話を広げます。

一旦ママに話しかけて答えてもらってから、「おいちゃんはどうかな?」っと会話をふることもあるよ
② 様子を見ながら変化を作る
なかなか会話にのってこない時は自分から会話に変化を作ります。
- 変な声や顔で話かける
- 部屋の置物(ぬいぐるみなど)を映して、しゃべっているように話しかける
- LINEのエフェクト機能を使ってみる
- 外の景色を移して「見て見て!〇〇いるよ」と言ってみる
- 部屋のものを映して「これなーんだ」とクイズを出す

かかの家には大きなトトロのぬいぐるみがあるので、よくTV電話でおいちゃんと会話しているよ(笑)
③ 着替えや準備を促す声かけをする
会話が続いてきたら、今度はやってほしいことに気持ちが向かうような声かけをします。
すべてお伺いをする形にするのがポイント!
- お着替え見せてくれる人〜?
- 今日は外にどんな車がいるだろう?
→〇〇車!
→じゃあ〇〇車がいるか確認しにいこう!その前にお着替えしなきゃ!できるかな? - 先生やお友達にも教えてあげたら?
→いいよ!
→じゃあお着替え急いでやっちゃおう!できるかな? - 〇〇(ぬいぐるみ)がお着替え見せてほしいって言ってるけどどうする?
もし、まだ気分がのらないようでも諦めず「そっか〜まだしたくないよね」と肯定してあげてから①〜③を繰り返すといった感じです。
例え、うまく誘導できなくても、とりあえず会話さえ続けば問題なし!
会話に夢中になっている間にそ〜っとままの手が伸びてきてお着替えは完了します。
なので皆さんも誘導しなきゃと難しく考えず、まずは会話を楽しんでみてください。

逆に私がしないようにしているのは、もので釣るような会話!
「〇〇買ってあげるからお着替えしよう」はやってしまいがちだけど、この言葉は劇薬だと思ってる。
1回使うと、それ以降は「〇〇買ってもらえないとお着替えしない」と言われかねない…
救世主であり続けるためには、一時の劇薬解決法に頼るのは危険だよ!
まとめ:遠隔であなたも救世主になれる!
以上、お着替えイヤイヤマンに困るパパママを救う”TV電話で子どもの話相手になろう”の私なりの考えでした。
育児未経験者でも、ただの電話一本で思わぬ助け船を出せることがあります。
- パパママの朝のバタバタをちょっとでも和らげる
- 子どもにとっては楽しいコミュニケーションの時間になる
- 自分自身も子育てに関わっている実感が持てる
TV電話はまさに三方良しな“現代のお助けアイテム”だと思います。
このお助けアイテムは、画面越しで子どもの話し相手をしてくれる人がいないと発動しません。
ぜひあなたもその役を引き受けて、困っているパパママの救世主になってみてはいかがでしょうか?
少しでも皆様の参考になれば嬉しいです(^^)