浪費癖を解消!育児サポートで習得した賢いお金の使い方

こんにちは、かかです。
双子の妹(まま)の育児サポートをする中で、気ままなおひとり様生活では気付けなかった“新しい世界”を日々発見中です。
- 「つい無駄遣いしてしまって、なかなか貯金が増えない」
- 「買ったときは満足しても、すぐに後悔してしまう」
- 「自分のためだけにお金を使うことが虚しく感じることがある」
そんな方に、私自身が育児サポートを通じて経験した「浪費癖の解消」と「お金の使い方の変化」をシェアしたいと思います。
もしかしたら、あなたのお悩みも、育児サポートすることで解決できるかもしれません。
今回のテーマはずばり!
以前の私は「自由にお金を使えることが、おひとり様の醍醐味」と正当化して、衝動買いばかりしていた浪費家でした。
けれど、ままファミリーを育児サポートで支えるようになってから、衝動的な買い物が減り、代わりに満足度の高いことにお金を使えるようになったんです。
しかも、毎月の赤字をボーナスで補填していたのに、気づけば毎月手取りの1〜2割を無理なく貯金できるようになっていました。
おひとり様生活だけでは、きっと実現できなかった変化です。
あなたも、身近な人の育児サポートをして、「ありがとう」と言われながら、自分の貯金も増える体験をしてみませんか?
【育児サポート前】仕事のストレスから買い物で浪費する日々
おいちゃん(甥っ子)が生まれる前、仕事のストレスの発散として、買い物するのが私の楽しみの1つでした。
でも、その買い物の仕方は、今振り返っても後悔するものばかり…
「平日、がんばって働いているんだから休日は、自分に優しく!ご褒美、ご褒美〜♪」
といった考えのもと、本当に欲しいのか よく考えもせず直感だけで買い物をしていました。
- SNSでブランドディレクターが紹介していて欲しくなった服
- 使いきれないほど持っているのに、美容家のおすすめだから買い足したコスメ
- 「そんな小さなバックどこに持って行くの?」と思うのに、見栄で買ったブランドバッグ
当時は、それが”おひとり様の醍醐味”なんて思っていた部分もあります(笑)
そんな買い方をしていたのもあって、買った瞬間は高揚感があっても、すぐに熱は冷めてしまい、クローゼットの肥やしになるものばかりでした。

クローゼットの肥やしになった物でも、ままに譲って喜ばれるものがあったのが、まだ救いだった
私と違い、堅実な ままは、私のお金の使い方を、よく心配してくれていました。
だから、一緒に出かける時は、私が衝動買いしないように目を光らせてくれていたんです。
でも、1人時間にふらっと店舗に行ったり、ネットでポチポチしていました。
そんな、自分のお金の使い方を少し不安に思って、まずは管理しようと家計簿アプリを導入してみたら、見事に毎月の収支は赤字続き…。
結局、ボーナスで補填するような状況でした。
しかも、毎月の結果を見て反省はするものの、ちょっとした欲望にすぐ負ける自分に対して
「別に借金しているわけじゃないし、独り身で誰かに迷惑かけるわけじゃないし、まあいいか」
と甘い判定をしていたので、自力で改善するのは、なかなか難しい状態でした。
【育児サポート1年目】浪費癖が解消し、毎月の赤字がストップ!
おいちゃんが生まれ、育児サポートを始めた頃から、私にうれしい変化が起きたことに気が付きました。
収支が赤字にならない月がチラホラ出てくるようになったんです!!
それは、衝動的に買い物をする浪費が減ったことによる結果でした。
あんなに自分に甘かった私が、変われたのはなぜかをご紹介していきますね。

人とのふれあいで生じた「癒やし」と「強制力」が鍵だった!
買い物に頼らなくてもストレスが解消された
私は、仕事のストレスの発散として、主に買い物を楽しんでいました。
でも、育児サポートを始めたら、違うことで休日のリフレッシュをしている自分がいました。
- ままとの他愛のない会話で笑い合って、なんだかすっきりしている
- おいちゃんを抱っこしたり、一緒に添い寝をすることで、体温や呼吸のリズムが伝わり、自然とこちらもリラックスしている
- おいちゃんのお世話中は、その時間に没頭するため、仕事での嫌なことを忘れられている
ままの家に行くと、なんだか じんわり温かい気持ちになって帰ることができていました。
そして、徐々にふらっと買い物に行くことが減っていきました。

おいちゃんとの時間を単純な”癒やし時間”にできたのは、私がサポーターだからだよね。
パパママは、良いことだけじゃないと思うから、サポーターは育児の良いとこ取りさせてもらえるのが特権だな〜

そうだね。
そういえば、赤ちゃんとのふれあいは科学的にも「ストレス解消」になると言われいるらしいよ!
衝動買いを注意してくれる存在と過ごす時間が増えた
ふらっと買い物に行かなくはなっても、SNSで見かけたものが気になる自分がいました。
そんな時、育児サポートで ままと会う頻度が上がったことが、実際に買ってしまうことにブレーキをかけてくれました。
ままとこんな会話をすることが増えたんです。

見て〜これ良くない?
今めっちゃ気になっているんだよね♪

どれどれ…
ん?同じようなの持ってたよね?

これはここが今持っているのと違うんだ!
しかも限定なんだよ〜

ふ〜ん。ところで、その似たやつ今どうなっているの?

え…あんまり使ってない

じゃあ、新しいの買うんじゃなくて まずそっち使ったら?
もったいないよね?

う…うん。
いつも痛いところを突いてくれます(笑)
購入前のこうしたやり取りで「買わなくていいか」と思い留まることができるようになりました。
しかも、購入前に ままとやり取りしているので、後日買ってしまうと、ままが気付いて
「あれ?買わないって自分でも言ってたのに、結局買っちゃったの?」
と指摘されます。
だから、なんだかバツが悪くなって、1人時間にも買いづらくなりました(笑)
衝動買いできる環境が抑制された
そして、そもそも買い物に行ける日自体が減ったことも要因だと思います。
休日に ままの家に行く予定を入れることで、自分の気分にまかせて、買い物に行ける日が必然的に減りました。

育児サポート中は、携帯を触ることも少ないし、休日にSNSを見る頻度が以前より減ったと思う。
気になるモノと出会うことが減ったのも、でかいかも!
必要ないと割り切れる環境になった
私の浪費の中心は、服とコスメでした。
しかし、産後のままの悩みを聞いてから、その寄り添いとして、私はままの家に行くときはおしゃれを封印することにしていました。
そうなると
「どうせ使う頻度が低いものだから買わなくていいや」
と購入する前から割り切るようになっていきました。
なぜ、おしゃれを封印したのか気になった方は、コチラの記事でご紹介しています▼

【育児サポート2年目】メリハリのあるお金の使い方に変わり、無理なく貯蓄率アップ!
1年が過ぎた頃、おいちゃんはヨチヨチ歩くようになり、ちょっとワンパクになってきて、育児サポートの幅も広がってきました。
そして、その頃の私の家計簿アプリには「毎月手取りの1〜2割が貯金できている」という結果が表示されるようになっていました。

アプリと連携できていないクレジットカードがないか、何度も疑ったのを覚えてる(笑)
貯蓄率がアップしたのは、休日の楽しみへの支出を減らしたから
前述したように、育児サポートをした分だけ、おひとり様の自由時間に制約がかかります。
すると、休日にお金を使う機会が減って、それが貯蓄率アップに繋がりました。
なぜなら、おいちゃんが生まれる前の休日は、買い物での浪費以外にもお金を使ってばかりだったからです。
おひとり様生活を謳歌していた私は、正直お金を使わないと楽しい経験ができないような感覚を持っていました。
だから、休日は
- 毎月旅行に行ったり
- ふらっと映画を見に行ったり
- 美術館のイベントに行ったり
- 漫画を大人買いして一気に読んだり
- 美味しいご飯やお菓子を食べに行ったり
そういった過ごし方をしていました。
育児サポートをすると、こうした楽しみに費やす時間に必然的に制約がかかったため、結果として、支出が減って貯蓄が増えました。
支出を減らしたのに生活満足度が下がらなかった要因3選
ただ、楽しみに使っていた支出が減ったと聞くと、生活の質が下がるような印象を受ける方もいるかもしれません。
でも、この時の私は、何か楽しいことを我慢したといった感覚はなく、むしろ生活には以前より満足感があるくらいでした。
そこで、考えられる要因を次に3つご紹介します。

ポイントだったのは、お金の使い方にメリハリを持ったことだと思う!
要因①:お金をかけない幸せな時間を楽しんでいたから
まず始めに、育児サポートで幸せな時間を送れたことが大きいと思います。
お金を払わなくても味わえる幸せな時間が育児サポートには、たくさんありました。
例えば、こんなことです。
- 何をするでもなく、安定感のある相棒ままとの会話は、一番楽しい
- 遠出しなくても、大天使 おいちゃんと近所を散歩したり、公園で遊ぶだけで楽しい
- 外出すらせず、家にある絵本を読んだりトミカで遊ぶだけでも尊い
- 最初はできないことだらけだった自分が、少しずつサポートできるようになっていく過程が楽しい
- 自分のサポートに「ありがとう」と大切な人から直接言ってもらえることがうれしい
どれもお金はかからないのに、幸せに感じていました。
だから
「育児サポートしなかったら、もっと楽しい休日を過ごせたのに…」
といったような感覚を持たずに
「今日も楽しかったな〜」
と毎回帰路につくことができていました。
要因②:1回の支出の満足度を高められたから
先に紹介した、おいちゃんが生まれる前の私の休日の過ごし方のように、お金をかけることで味わえる世界はあり、それもやっぱり楽しいです。
だから、その部分を諦めたわけではありませんでした。
育児サポートを始め、時間的制約がかかったことで、せっかくなら1度に最大限楽しみたいと思うようになりました。
そして、実際行動に移す前に入念に計画するようになりました。
具体的には、旅行の場合はこんな感じに変化しました。

- 水曜日あたりに「週末どっか行こうかな〜」と思いつきで旅行を計画する
- 泊まりたいと思った宿が満室で予約できない
- 行き当たりばったりな旅になるのでロス時間が多い
- 外観が見たかった建物が、当日行ってみたら工事中で、少し残念な思いをする
- 当日券購入の列に何十分も並ぶ
- 当日行きたいと思ったお店が、調べた時点で営業時間が終わっている

- ベストシーズンをしっかり調べて、まだ宿の予約に余裕がある数ヶ月前に予約する
- その間にVlogなどで予習して、本当に自分が気になる観光地だけ回れるように計画する
- 行こうと思っている場所の公式サイトを確認して、休業日や特記事項がないか確認する
- 事前予約できるものは、全て事前予約して行列に並ぶ時間を削減する
- 食事をする場所も事前に目星をつける
ゆったりのんびりな旅行も良いですが、しっかり計画を立ててから行く旅行の方が、私はやっぱり満足度は高いように思います。
そのため、毎月行っていた旅行の頻度は落ちたものの、もの足りなさは感じませんでした。
要因③:人を想ってお金を使うことに幸福感を感じたから
最後に、お金の使い方そのものが変わって、お金で得られることが変わったことも要因だと思います。
育児サポートをきっかけに減った支出は、自分1人で楽しむ支出がほとんどでした。
なので、享受できたのも自分だけ。
…つまり、自己満足で終わってしまう支出ばかりだったんです。
ただ、逆に育児サポートを始めたら、次のような支出が増えました。
- 「ままが好きそう」と思って選んだ、持ち寄る手土産
- 「おいちゃんが好きそう」と思って選んだ、おもちゃ
- 「おいちゃんに似合いそう」と思って選んだ、子供服
- 「大人の手が多いと助かるから」と誘われ参加する、ままファミリーのイベント事
どれも、ままたちのことを想ってお金を使いました。
人のことを想ってお金を使うようになったら、なんだか良いことをしている気分になって、喜んでくれると、さらに気持ちもほっこりします♡
こうして、自分へのご褒美として贅沢に使っていた支出が、人を想った温かい気持ちを生む支出へ変わり、大小問わず私に満足感を与えてくれたんだと思います。
まとめ:「育児サポート」でお金の使い方をリセット!
以上、貯金も笑顔も増える!育児サポートが教えてくれたお金の使い方のご紹介でした。
育児サポートを通して、私は「浪費」から「メリハリあるお金の使い方」へと変えることができ、無理なく貯蓄できるようになりました。
そしてそれは、次にような良い循環を生んで、私は現在も育児サポートを通して身につけたお金の使い方で、貯蓄額を増やしています。
- 貯蓄が増えると、日々の暮らしの中でも心の余裕が生まれる
- その生まれた心の余裕が、大切な人をサポートする力になる
- そして、そのサポートで、自分も・大切な人も笑顔になる結果が生まれる
- すると、なんだか満たされた気分になって、ストレス発散で浪費する必要もなくなる
- その結果、また貯金が貯まる♪
「浪費癖を直したいけど、一人では続かない」
と悩んでいる方こそ、身近な人の育児をサポートをしてみてほしいです。
そして、お金は自分を満たすためだけでなく、誰かのために使うことで、より大きな満足に繋がると私は知ることができました。
私にとって、育児サポートは“お金の使い方を学べるレッスン”でもありました。
ぜひ、あなたも「人を支える時間」を持ってみてください。
きっと、貯金以上にうれしい“笑顔”も返ってくるはずです。
「育児サポートって相手のためだけじゃなくて、自分のためにもなるんだ!」
そう感じて、1人でも多くの方が育児サポートへの一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです(^^)